[No.9] YAMAHA SR400 2019-2020 燃料マップ調整(現車セッティング)
セッティング車両の詳細
作業風景
結果・作業後の感想
< 結 果 >
[ 後 輪 馬 力 ]
黄線: ECUチューニング + 現車セッティング … 22.8 [HP] (4.6%↑)
橙線: ECUチューニングのみ … 21.8 [HP]
[ ト ル ク ]
青線: ECUチューニング + 現車セッティング
紫線: ECUチューニングのみ
2021年03月にECUチューニング開発が完了し、多くのお問い合わせを頂いている「YAMAHA SR400 2019-2020」。この車両は「燃料マップ調整(現車セッティング)」による効果が大きい傾向がございますので、今回もしっかり対応させていただきます♪
[No.4] YAMAHA SR400 2019-2020 ★ECUチューニング開発★
つい先日も「[No.8] YAMAHA SR400 2019-2020 燃料マップ調整(現車セッティング)
」でご紹介させていただきましたが、今回もオーナー様より「ドンツキ症状」「5,000rpm付近から加速がもたつく」の改善や、マフラー変更に合わせた現車セッティングをご希望されていたため、シャーシダイナモを利用した「燃料マップ調整(現車セッティング)」を実施させていただきました♪
今回、燃料マップ調整(現車セッティング)の実施により、広範囲での空燃比の乱れが収束し、ECUチューニングのみ[橙線]と比較して、現車セッティング実施後[黄線]のピーク馬力(後輪)[HP]が1.0[HP](4.6%↑) 向上しました♪
ピーク馬力(後輪)[HP]の数値だけでは効果が小さく見えますが、4.6%の出力向上は体感でも分かるくらいの変化だと思われます。また、ピークパワーの向上に留まらず、[ トルク ]の青線を見ると、トルクが全域で底上げされていることが分かります。
特にオーナー様が気にされていた「5,000rpm以降のトルク減退」が緩やかになっていることが確認できます♪シャーシダイナモ上でも、回転上昇が鋭くなっていることを体感できました♪
今回は「新しいデータ・ロガー」や「高速通信」を利用した「現車セッティング2.0[仮]」の対応車種ということもあり、前回「[No.4] YAMAHA YZF-R3(ABS) 2018-2020 燃料マップ調整(現車セッティング)」の記事でご紹介した、「様々なアクセルの開け方(入力)」に対する調整も実施いたしました。
内容の詳細については、前回の記事に記載したため割愛させていただきますが、同じように「スロットル・スピード方式により算出される噴射量」と「スピード・デンシティー方式により算出される噴射量」のバランスを考慮しながら、「低負荷 ~ 高負荷」、「低回転 ~ 高回転」にかけて「スムーズなエンジン特性」を目指し、補正を繰り返し行います。その結果、空燃比の乱れによって発生している症状に関しては、上記で挙げたような効果が期待できます。
もちろん、燃料マップ調整(現車セッティング)の実施による効果は、吸排気仕様(マフラー、エアフィルターなど)やエンジン特性、さらには現状の空燃比の状態などにより異なるため、すべてのケースで上記のような効果を引き出せるとは限りませんが、今回は一つの例として参考にしていただけますと幸いです。
上記でご紹介したような「現車セッティング(便宜上、「現車セッティング2.0」とします)」の実施は「特定の車種」に限られますが、興味がある方は下記「ECUチューニング 現車セッティング相談について」より「受付状況」、「受入条件(※)」などご確認のうえ、お気軽にお問い合わせください♪
※燃料マップ調整(現車セッティング)では、スタッフの安全や近隣住民への配慮により受入条件を設けさせていただいております
ECUチューニング 現車セッティング相談について
fuelsettings.html
[ 後 輪 馬 力 ]
黄線: ECUチューニング + 現車セッティング … 22.8 [HP] (4.6%↑)
橙線: ECUチューニングのみ … 21.8 [HP]
[ ト ル ク ]
青線: ECUチューニング + 現車セッティング
紫線: ECUチューニングのみ
2021年03月にECUチューニング開発が完了し、多くのお問い合わせを頂いている「YAMAHA SR400 2019-2020」。この車両は「燃料マップ調整(現車セッティング)」による効果が大きい傾向がございますので、今回もしっかり対応させていただきます♪
[No.4] YAMAHA SR400 2019-2020 ★ECUチューニング開発★
つい先日も「[No.8] YAMAHA SR400 2019-2020 燃料マップ調整(現車セッティング)
」でご紹介させていただきましたが、今回もオーナー様より「ドンツキ症状」「5,000rpm付近から加速がもたつく」の改善や、マフラー変更に合わせた現車セッティングをご希望されていたため、シャーシダイナモを利用した「燃料マップ調整(現車セッティング)」を実施させていただきました♪
今回、燃料マップ調整(現車セッティング)の実施により、広範囲での空燃比の乱れが収束し、ECUチューニングのみ[橙線]と比較して、現車セッティング実施後[黄線]のピーク馬力(後輪)[HP]が1.0[HP](4.6%↑) 向上しました♪
ピーク馬力(後輪)[HP]の数値だけでは効果が小さく見えますが、4.6%の出力向上は体感でも分かるくらいの変化だと思われます。また、ピークパワーの向上に留まらず、[ トルク ]の青線を見ると、トルクが全域で底上げされていることが分かります。
特にオーナー様が気にされていた「5,000rpm以降のトルク減退」が緩やかになっていることが確認できます♪シャーシダイナモ上でも、回転上昇が鋭くなっていることを体感できました♪
今回は「新しいデータ・ロガー」や「高速通信」を利用した「現車セッティング2.0[仮]」の対応車種ということもあり、前回「[No.4] YAMAHA YZF-R3(ABS) 2018-2020 燃料マップ調整(現車セッティング)」の記事でご紹介した、「様々なアクセルの開け方(入力)」に対する調整も実施いたしました。
内容の詳細については、前回の記事に記載したため割愛させていただきますが、同じように「スロットル・スピード方式により算出される噴射量」と「スピード・デンシティー方式により算出される噴射量」のバランスを考慮しながら、「低負荷 ~ 高負荷」、「低回転 ~ 高回転」にかけて「スムーズなエンジン特性」を目指し、補正を繰り返し行います。その結果、空燃比の乱れによって発生している症状に関しては、上記で挙げたような効果が期待できます。
もちろん、燃料マップ調整(現車セッティング)の実施による効果は、吸排気仕様(マフラー、エアフィルターなど)やエンジン特性、さらには現状の空燃比の状態などにより異なるため、すべてのケースで上記のような効果を引き出せるとは限りませんが、今回は一つの例として参考にしていただけますと幸いです。
上記でご紹介したような「現車セッティング(便宜上、「現車セッティング2.0」とします)」の実施は「特定の車種」に限られますが、興味がある方は下記「ECUチューニング 現車セッティング相談について」より「受付状況」、「受入条件(※)」などご確認のうえ、お気軽にお問い合わせください♪
※燃料マップ調整(現車セッティング)では、スタッフの安全や近隣住民への配慮により受入条件を設けさせていただいております
ECUチューニング 現車セッティング相談について
fuelsettings.html