[No.8] YAMAHA SR400 2019-2020 燃料マップ調整(現車セッティング)
セッティング車両の詳細
作業風景
結果・作業後の感想
< 結 果 >
[ 後 輪 馬 力 ]
黄線: ECUチューニング + 現車セッティング … 23.8 [HP] (3.9%↑)
橙線: ECUチューニングのみ … 22.9 [HP]
[ ト ル ク ]
青線: ECUチューニング + 現車セッティング
紫線: ECUチューニングのみ
2021年03月にECUチューニング開発が完了し、多くのお問い合わせを頂いている「YAMAHA SR400 2019-2020」。
[No.4] YAMAHA SR400 2019-2020 ★ECUチューニング開発★
今回は「【SP忠雄】POWERBOXパイプ+【デイトナ】スリップオンキャブトンタイプマフラー」という組み合わせで現車セッティングを実施させていただきました♪
オーナー様は「[No.4] YAMAHA SR400 2019-2020 ★ECUチューニング開発★」のブログをご覧いただいてチューニングに興味をお持ちいただき、「燃料マップ調整(現車セッティング)」のご依頼のともに、下記についてご要望いただいておりました。
① 60kmまでの快適な加速、エンブレ・ドンツキの低減
② アフターファイアーの低減
③ エンジンオイルの油音低減(特に夏場)
これまでの施工実績から「YAMAHA SR400 2019-2020」では、アクセルOFF(全閉)時のエンジンブレーキやOFF(全閉) → ON(開)時のドンツキ症状に関しては、基本メニューにおける「アクセルオフ時燃料カット 調整」、アフターファイヤー発生に関しては、オプション項目の「アフターファイア 調整」によってある程度の軽減が見込めると予想しますが、その他に関しては、今回のシャーシダイナモを利用した「燃料マップ調整(現車セッティング)」により、どのような効果が得られるか。早速作業を進めていきたいと思います♪
今回、燃料マップ調整(現車セッティング)の実施により、広範囲での空燃比の乱れが収束し、ECUチューニングのみ[橙線]と比較して、現車セッティング実施後[黄線]のピーク馬力(後輪)[HP]が0.9[HP](3.9%↑) 向上しました♪
ピーク馬力(後輪)[HP]の数値だけでは効果が小さく見えますが、3.9%の出力向上は体感でも分かるくらいの変化だと思われます。また、ピークパワーの向上に留まらず、[ トルク ]の青線を見ると、トルクが全域で底上げされていることが分かります。中間のトルクの落ち込みも解消されていることから、「① 60kmまでの快適な加速」に良い影響をもたらすのではないかと思います♪
完了後、オーナー様からメールをいただきましたので、ご紹介させていただきます♪
詳細なご感想いただきありがとうございました♪
燃費に関しては、乗りやすさ向上とトレードオフ関係がございますが、当初ご相談いただいていた「60kmまでの快適な加速、エンブレ・ドンツキの低減」「アフターファイアーの低減」「エンジンオイルの油音低減(特に夏場)」について、解消されたようで安心いたしました♪
この度はご依頼いただきありがとうございました♪
今回は「新しいデータ・ロガー」や「高速通信」を利用した「現車セッティング2.0[仮]」の対応車種ということもあり、前回「[No.4] YAMAHA YZF-R3(ABS) 2018-2020 燃料マップ調整(現車セッティング)」の記事でご紹介した、「様々なアクセルの開け方(入力)」に対する調整も実施いたしました。
内容の詳細については、前回の記事に記載したため割愛させていただきますが、同じように「スロットル・スピード方式により算出される噴射量」と「スピード・デンシティー方式により算出される噴射量」のバランスを考慮しながら、「低負荷 ~ 高負荷」、「低回転 ~ 高回転」にかけて「スムーズなエンジン特性」を目指し、補正を繰り返し行います。その結果、空燃比の乱れによって発生している症状に関しては、上記で挙げたような効果が期待できます。
もちろん、燃料マップ調整(現車セッティング)の実施による効果は、吸排気仕様(マフラー、エアフィルターなど)やエンジン特性、さらには現状の空燃比の状態などにより異なるため、すべてのケースで上記のような効果を引き出せるとは限りませんが、今回は一つの例として参考にしていただけますと幸いです。
上記でご紹介したような「現車セッティング(便宜上、「現車セッティング2.0」とします)」の実施は「特定の車種」に限られますが、興味がある方は下記「ECUチューニング 現車セッティング相談について」より「受付状況」、「受入条件(※)」などご確認のうえ、お気軽にお問い合わせください♪
※燃料マップ調整(現車セッティング)では、スタッフの安全や近隣住民への配慮により受入条件を設けさせていただいております
ECUチューニング 現車セッティング相談について
fuelsettings.html
[ 後 輪 馬 力 ]
黄線: ECUチューニング + 現車セッティング … 23.8 [HP] (3.9%↑)
橙線: ECUチューニングのみ … 22.9 [HP]
[ ト ル ク ]
青線: ECUチューニング + 現車セッティング
紫線: ECUチューニングのみ
2021年03月にECUチューニング開発が完了し、多くのお問い合わせを頂いている「YAMAHA SR400 2019-2020」。
[No.4] YAMAHA SR400 2019-2020 ★ECUチューニング開発★
今回は「【SP忠雄】POWERBOXパイプ+【デイトナ】スリップオンキャブトンタイプマフラー」という組み合わせで現車セッティングを実施させていただきました♪
オーナー様は「[No.4] YAMAHA SR400 2019-2020 ★ECUチューニング開発★」のブログをご覧いただいてチューニングに興味をお持ちいただき、「燃料マップ調整(現車セッティング)」のご依頼のともに、下記についてご要望いただいておりました。
① 60kmまでの快適な加速、エンブレ・ドンツキの低減
② アフターファイアーの低減
③ エンジンオイルの油音低減(特に夏場)
これまでの施工実績から「YAMAHA SR400 2019-2020」では、アクセルOFF(全閉)時のエンジンブレーキやOFF(全閉) → ON(開)時のドンツキ症状に関しては、基本メニューにおける「アクセルオフ時燃料カット 調整」、アフターファイヤー発生に関しては、オプション項目の「アフターファイア 調整」によってある程度の軽減が見込めると予想しますが、その他に関しては、今回のシャーシダイナモを利用した「燃料マップ調整(現車セッティング)」により、どのような効果が得られるか。早速作業を進めていきたいと思います♪
今回、燃料マップ調整(現車セッティング)の実施により、広範囲での空燃比の乱れが収束し、ECUチューニングのみ[橙線]と比較して、現車セッティング実施後[黄線]のピーク馬力(後輪)[HP]が0.9[HP](3.9%↑) 向上しました♪
ピーク馬力(後輪)[HP]の数値だけでは効果が小さく見えますが、3.9%の出力向上は体感でも分かるくらいの変化だと思われます。また、ピークパワーの向上に留まらず、[ トルク ]の青線を見ると、トルクが全域で底上げされていることが分かります。中間のトルクの落ち込みも解消されていることから、「① 60kmまでの快適な加速」に良い影響をもたらすのではないかと思います♪
完了後、オーナー様からメールをいただきましたので、ご紹介させていただきます♪
【オーナー様の感想】
通勤1週間で詳細な変化を体感できました。
1.トルクは全ギア、回転で確実に増してます。
2.アフターファイヤーは急操作をしなければ、100%改善しております。
3.油温も5〜10℃程低下している感じです。
濃かったの燃調が適正化した効果と思います。
4.燃費は1割程悪化し、リッター30→27kmに。
エンブレがマイルド化した分、噴射量増加の影響と思います。
5.乗りやすさとは関係ありませんが、燃調が適正により、
エンジンの重低音が増して、乗って楽しいサウンドとなりました。
燃費は元々良いので問題はないですが、燃費以外は全て満足できる内容です。
通勤1週間で詳細な変化を体感できました。
1.トルクは全ギア、回転で確実に増してます。
2.アフターファイヤーは急操作をしなければ、100%改善しております。
3.油温も5〜10℃程低下している感じです。
濃かったの燃調が適正化した効果と思います。
4.燃費は1割程悪化し、リッター30→27kmに。
エンブレがマイルド化した分、噴射量増加の影響と思います。
5.乗りやすさとは関係ありませんが、燃調が適正により、
エンジンの重低音が増して、乗って楽しいサウンドとなりました。
燃費は元々良いので問題はないですが、燃費以外は全て満足できる内容です。
詳細なご感想いただきありがとうございました♪
燃費に関しては、乗りやすさ向上とトレードオフ関係がございますが、当初ご相談いただいていた「60kmまでの快適な加速、エンブレ・ドンツキの低減」「アフターファイアーの低減」「エンジンオイルの油音低減(特に夏場)」について、解消されたようで安心いたしました♪
この度はご依頼いただきありがとうございました♪
今回は「新しいデータ・ロガー」や「高速通信」を利用した「現車セッティング2.0[仮]」の対応車種ということもあり、前回「[No.4] YAMAHA YZF-R3(ABS) 2018-2020 燃料マップ調整(現車セッティング)」の記事でご紹介した、「様々なアクセルの開け方(入力)」に対する調整も実施いたしました。
内容の詳細については、前回の記事に記載したため割愛させていただきますが、同じように「スロットル・スピード方式により算出される噴射量」と「スピード・デンシティー方式により算出される噴射量」のバランスを考慮しながら、「低負荷 ~ 高負荷」、「低回転 ~ 高回転」にかけて「スムーズなエンジン特性」を目指し、補正を繰り返し行います。その結果、空燃比の乱れによって発生している症状に関しては、上記で挙げたような効果が期待できます。
もちろん、燃料マップ調整(現車セッティング)の実施による効果は、吸排気仕様(マフラー、エアフィルターなど)やエンジン特性、さらには現状の空燃比の状態などにより異なるため、すべてのケースで上記のような効果を引き出せるとは限りませんが、今回は一つの例として参考にしていただけますと幸いです。
上記でご紹介したような「現車セッティング(便宜上、「現車セッティング2.0」とします)」の実施は「特定の車種」に限られますが、興味がある方は下記「ECUチューニング 現車セッティング相談について」より「受付状況」、「受入条件(※)」などご確認のうえ、お気軽にお問い合わせください♪
※燃料マップ調整(現車セッティング)では、スタッフの安全や近隣住民への配慮により受入条件を設けさせていただいております
ECUチューニング 現車セッティング相談について
fuelsettings.html